スシロー
適当に買って主力と化してしまったので調べてみたいと思います。
1.会社概要
当社グループは、当社及び連結子会社6社で構成されており、直営方式による回転すし店のチェーン展開を主たる事業としています。
国内では『スシロー』ブランドにて直営方式による回転すし店を中心に展開し、海外では韓国・台湾・香港・シンガポールで直営方式による回転すし店を展開しています。by企業ページ
ちなみに韓国9(-5),台湾20(+11),香港5(+4),シンガポール4(+3)ずつお店があるみたいです。(カッコ内は前年からの店舗の増減)
黒字で安定しているのは台湾だけな模様。これから他の国でもちゃんと収益化できるかが問題だと思います。 2020 11/6決算資料からの解釈。
新規出店予定のタイ、中国もどうなるか要チェック!
2.事業内容
・国内すし
・海外すし
・新規開発(居酒屋業態)
チャート
きれいな右肩上がり。安心して投資できそうな感じがします。
売上等
右肩上がりで推移。
2020年はコロナの影響で1株益の減少が生じました。しかし21年には19年を超えてくる予想で期待が持てます。
財務等
毎年の営業キャッシュフローの伸びが良く、投資も年々増加しており事業を拡大しつつ、資金繰りもよいことがわかります。
純資産の減少と自己資本比率の減少は少し気になります。コロナ後には元の水準には戻ると思いますが。
※私的メモ
BPS(一株当たり純資産)から何が分かる?
一株当たり純資産が高いほど純資産が多く、負債が少ないということで、すなわち安定性が高い会社であると判断されます。一方で、一株当たり純資産が低いと純資産が少なく、負債が多いということになり、安定性を欠く会社であると見られます。 また、一株当たり純資産と株価を比較することで、その株が割高か割安か判断することもできます。
先ほどのBPSは減っていたのに純資産は上がっている。ということは
一株当たり純資産↓(円) = 純資産↑ ÷ 発行済株式総数↑なので発行株式数が増えた、事実4月に株式分割が行われたので、純資産が減ったということで合点がいきます。
自己資本、余剰金も増えていて財務は問題ないだろうと考えられます。
まとめ
飲食は厳しいはずなのに株価は伸び続けているスシローですが今後の成長のカギは海外の事業をいかに黒字化できるかにかかっているように思えます。また新業態の杉玉にもアフターコロナの下でどれだけ伸びるのか注視していきたいと思います。