アンリツ
割と将来明るいと思うのに決算後絶賛下落中なので自分に自信を持つためにも記事を書きたいと思います。ではどうぞ
会社概要
本社HPより
かなりの老舗です。しかし昔から通信中心にやっていたようでやっていることはそんなに変わっていない印象です。
事業内容
1.T&M事業(ネットワーク社会の進化・発展)←70%
具体的には
・モバイル市場 :5G, LTE
・ネットワーク・インフラ市場 : 有線・無線NW
・エレクトロニクス市場 : 電子部品、無線設
2.PQA事業(食の安全・安心)←21%
具体的には
・X線検査機
・金属検出機
・重量選別機
3.その他(IPネットワーク機器、光デバイス等)←9%
チャート
月足です。2016年あたりからは順調に上がっています。RSIを見ると今は割高かなとも思います。
売上等
すべて順調に伸びていますが売上高の鈍化が気になります。コロナ禍でPQA事業が伸び悩んでると決算資料にはありました。今後こちらのセグメントが回復基調にのれるのか、売上高がまた伸びていくのか注視したいと思います。
財務等
自己資本比率と利益剰余金の推移です。どちらもおおむね上がっているので心配はないように思います。
キャッシュフロー等
営業CFが積みあがっていてちゃんとお金を稼いでいることがわかります。投資CFによってフリーCFは増減しますがこちらも年々上昇傾向で還元余力は十分にあります。
決算について
株探より引用 2021年 1/29日決算
https://kabutan.jp/stock/news?code=6754&b=n202101290333
アンリツ<6754>は反落。前日に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は42.1億円で前年同期比10.0%減と減益に転じている。市場予想も若干下振れたとみられる。一方、計測事業をけん引役に通期業績予想は従来の175億円から190億円、前期比9.1%増に上方修正している。年間配当金も31円から37円に引き上げている。上方修正見含めて大きなサプライズは乏しく、足元では決算期待も先行していたとみられ、短期的な出尽くし感が優勢の形に。
< 所感 >
ただし累計の決算だと前年比は超えておりかつコロナ禍であることを考えると悪くないのではないかと考えています。この後の通期決算で盛り返せるでしょうか?またウィルス騒動がおさまりはじめたら業績に拍車がかかるのか、それとも販管費が再び増大してトントンもしくは下振れるのか注意深く見守りたいと思います…